『不安な夜』

静か過ぎる今夜は うるさい程の無音が
君の耳を貫いてく 僕の声も届かないよ

遠くに猫の鳴き声 寂しそうなその声は
まるで今の君の様 今にも消えそうだね

今すぐ抱き締めに行くよ
今すぐ君を守りに行くよ
この静寂の喧騒を抜けて

君の為なら何も怖くなんかないよ
君の為なら何も苦しくなんかない
君が過ごす不安な夜を僕が消すよ
僕を必要としてくれた君を守るよ

風を切り裂き行く 耳元に残る踏み切りの音
君の元まで後少し もうすぐ着くからね

今すぐ君にキスしに行くよ
今すぐ君の心暖めに行くよ
冷たく体を刻む風を抜けて

君が泣きたい時は僕の胸で泣いて
君が笑いたい時は一緒に笑おうよ
僕が心から愛している君を守るよ
二人で幸せな日々を過ごして行こう

辿り着いた先で君は震えていた
硝子細工の様に繊細な君を優しく
暖かく包んであげたら君は泣いて
最高の笑顔で僕にキスしてくれた



☆コメント☆
制作日2005年8月23日?
制作時間約?分