『3時間と言う速さ』

信号が赤に変わって立ち止まる
君と手を繋いで並んで待つ

こんな些細な時間ですらも
僕らにとっては大切な瞬間だ

3時間って言う距離が
こんなに遠いなんて

会えない時間が想いを加速させて
もっと強く君を好きになっていく
今こうして隣にいる君に
僕は不意打ちのキスをして
その気持ちを君に伝えるんだ

二泊三日なんて時間は
悔しい程に短くて

すぐ傍に君の温もりを感じてるけど
それもあと数分でまた離れてしまう
ずっと離れたくないのに
ずっと隣に居て欲しいのに
今は僕の目にも涙が浮かぶんだ

ドラマのワンシーンの様に
君の乗り込んだ新幹線を追い掛けて
君の姿が見えなくなっても
思い出を噛み締めながら立ち尽くした
帰りの電車の中で僕は
我慢出来ずに涙を零し始めた

壊れそうな程大好きな君を感じたくて
最後に抱き締めた時に君が耳元で呟いた
キミの事が、いっぱい大好きだよ
君のその一言に僕は沢山励まされてるんだ



☆コメント☆
制作日2006年4月24日
制作時間約?分