『得られぬ答えは何処へ逝ったのだろうか』

無自覚な脆弱さを認め 傷を抉る程の悲しみに
自ら飛び込んだのは 彼自身の深淵なる決意

《妖艶なる招待状》(淫靡tation)
《忌まわしき虚像》(忌magination)
静かな焔を心に宿して 彼は全てに耐え抜いた

《鮮やかな嘘の歌》(意味tation)
《眩く列なる光の帯》(苛diation)
煌めく雷が心を貫き 彼は全てに耐え抜いた

無意識の侮辱的行為 知らぬ間に傷付けていた

《振り回す愛の化身》(音華nation)
《盲目的に恋する僕》(愛dolization)
弱さ故の過ちに気付き 彼は全てに立ち向かった

遠く離れた愛しき彼女を想い慕う毎日
彼は得られぬ答えを求めてしまうから
何時も彼は自傷の跡ばかり増えていく

心が折れそうになっても立ち上がり
現実から少し目が離れていたのだが
それでも彼は気付いて欲しいと願った

《照らされた真実の的》(射llumination)
《間違った生け贄達》(異mmolation)
盲目的に非現実的に 彼は真実を求め歩いた

《隠れた本質的な懇願》(陰ploration)
《自らを殺す呪いの綴り》(韻precation)
幾ら探そうとも見付からず 答えの場所を求めた

遠く離れた愛する彼女に心を痛める毎日
彼は得られぬ答えを求めてしまうから
何時も彼は無意味な傷を増やしていく

引き返す事は彼の選択肢にもうなかった
何より自分の為に必要な全てを求めて
彼は彼女の元へと再び歩き出していった



☆コメント☆
制作日2006年12月14日
制作時間約40分
改訂日2006年12月19日
淫靡テーション 意味テーション辺りでぱっとフレーズが思い付き
単語を調べながら書いてみた作品。。。
結局は自分自身の事を書いたつもりなんだが、イマイチか…。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。