『哀しみの円舞曲』

私には愛する人が居ました とてもとても素敵な人です
こんなにも誰かを愛したのは 本当に久し振りでした…

しかしある日 私は別の人に 恋をしてしまいました

悲しみと苦しみが私を襲いました
神様が居るのならどうしてこんな
哀しい想いを抱かせるのですか?
愛と恋の狭間で私は悩みました
神様が居るのならどうしてこんな
切ない思いを抱かせるのですか?

僕には愛する人が居ました とてもとても素敵な人です
こんなにも誰かを愛したのは 本当に久し振りでした…

しかしある日 彼女は別の人に 恋をしてしまいました

痛みと虚無感が僕を包みました
神様が居るのならどうしてこんな
酷い仕打ちをするのでしょうか?
愛と憎悪の狭間で僕は悩みました
神様が居るのならどうしてこんな
醜い仕打ちをするのでしょうか?

遊びと分かっていながらも愛してしまった女
本気と信じていながらも憎んでしまった男
崩れ去った想いは、二度と還りはしない…

いつまでも続く奈落 どこまでも続く絶望
果てしない生の時間 私達は悲しみのワルツを…

哀しみの円舞曲(ワルツ)
その狂宴を止めるのは
男か…女か…



☆コメント☆
制作日2007年2月16日
制作時間約30分
ぬこ姉からのお題「三角関係でぼろぼろになった男と女の歌」で書いた詞(詩)。
Sound Horizonっぽく仕上げてみた

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。