『水と華』

雪が飛螺飛螺舞い降りて 世界を白に染めて行く
其処に埋もれた蕾の名前 私の愛する貴方の名前

届くなど 在り得ない そう思っていた
気付けば 見積めていた そう分かっていた
ワタシハ アナタニ コイヲシタ

互いに愛と言う雫を与え合って
蕾から華へと開く事が出来たなら
どれ程倖せなんだろう
私が愛する貴方へと融けて行く
私から貴方へと目合(まぐわ)えたのなら
どれだけ嬉しいだろう

雨が静音静音降り続け 世界を蒼に潤して行く
其処で藻掻いた蕾の名前 私の愛する貴方の名前

届くはず 信じて居た そう願っていた
気付けば 注いでいた そう分かっていた
ワタシハ アナタヲ アイシテイル

溢れて零れてしまいそうな愛を
貴方に注ぎ続けられたのなら
どれ程倖せなんだろう
私が愛する貴方へと融けて行く
貴方から私へと目合(まぐわ)えたのなら
どれだけ嬉しいだろう

互いに愛という雫を与え合って
華を咲かせ続けられるとするなら
どれ程倖せなんだろう
私を愛してくれる貴方に融ける…
今二人は水と華として重なった
嗚呼…貴方と幸せを抱いて…



☆コメント☆
制作日2007年2月17日
制作時間約50分
一音たんからのリクエスト「水」「女性視点の綺麗な唄」で書いた…けど
水や女性視点は良いとしても、あまり綺麗には見えないかな。
飛螺飛螺(ひらひら)と静音静音(しとしと)の表現は中々良い感じ。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。