『ダレカコワシテクレレバイイノニ』

どうせ自分はこんな程度か
そんな事ばかり浮かび上がる
暗い雰囲気が強くなるばかり

もう自分は必要ないんだと
そんな事だけが浮かび上がる
痛い雰囲気が濃くなるばかり

単純に自分が居なくなったら
きっと沢山の人が哀しみ悼む
そんな事を知ってたとしても
きっと何も思わない人も居る

それに含まれてるなんて寂しい
だって自分の時間を生きてる
もう自分が他人以外の何者でも
そもそも記憶にない生き物でも

自分は生き続けなきゃいけない
今生きる意味を失くしてる自分
ただ人形の様に部屋に閉じ篭り
廃人の様に腐った生活を送る

誰か今の自分を咎める人はいる?
腐敗し切って忘れ去った心の隅
もう何も残ってない空っぽの泉
この渇きを潤せるのは誰かな

今の自分にそれを探す気力はない
結局自分は能動的になれなくて
受動的なままの情けない自分だった
変わったのにまた回帰した自分

やっぱり…壊れてしまえば良いのに
存在をやめる事はしてはいけない
そしてやめる事は出来はしないから

髪も目も口も耳も首も胸も背中も腹も
指も手も腕も肩も足も臓器も全テ
ダレカコワシテクレレバイイノニ

再生能力があったとしても
二度と復活出来ないほどに
目も当てられないほど凄惨に

血や脳髄の一滴まで消滅させて
自分と言う痕跡を全くの零にして

自分と言う必要の欠片も無い
何の意味も無い要らない人間を
ダレカコワシテクレレバイイノニ



☆コメント☆
制作日2007年3月26日
制作時間約?分
裏日記(吐き場所)より。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。