『星屑の聖剣』

想い出を過去の光として埋葬出来なければ
僕はきっと何時まで経っても廻り続けるだろう

何度も終止符を打ってるのに終わらない何か

拭い去れない何かを必死に振り払おうとして
乾いた心臓の高鳴りを無理に抑え込もうとする

何度も結末を迎えているのに終わらない何か

感じたくないと思った感情が何時までも廻る
凍り付きそうな程に眸の奥が冷め切ってる
なのに指先は灼え上がりそうな程に熱い
誰がこの冷静と情熱を治めてくれるんだろう

思い出は何時しか輝きを増して消せなくて
僕は何処まで逝っても変わらないままで…

何度も終末を迎えたのに終わりの見えない何か

感じたくないと思った感情が何処までも辿る
存在が消えそうな程に心の奥は強く高鳴る
そして身体は生きる本能にしがみ付こうとする
誰もこの激情と劣情を止められはしないんだ

止まらない→矛盾←終わらない
繰り返す→輪廻の扉←捜し出す
止まらない→想い←気付けない
繰り返す→讃歌と宴←探し出す

何時か見た夢の欠片に 僕は欠片星を見付けた
何時か廻り逢う君の為 僕は大切に仕舞ったよ
そして再び見付け出す 僕らの双リ星の瞬きを

感じたくないと思った感情が身体中を疾る
駆け抜けるスピードがあまりに速過ぎて
それはまるで業火に灼かれる罪人の様で
僕はこの全ての感情を咎めようとしていた…

感じようと思ったはずの感情は疾らない
駆け抜けないそれを僕は必死に捜して
それはまるで金の亡者にでもなった様で
でもそれが僕の全ての感情を認める為の
咎を亡くす為の《星屑の聖剣》(スターダストセイバー)



☆コメント☆
制作日2007年4月3日
制作時間約?分
裏日記(吐き場所)より。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。