『愛し君の隣』

白い雪 降り始め 空を見つめる
月影は 雲隠れ 鈍色の夜空
暖かな 君の肌 瞳見つめる
想影は 朱染頬 愛し君の隣

日付が変わる頃 哀し別れの時
面影浮かぶは あの日の君の涙…

今独り想ふ 愛し君の瞳
月明照らされ 願い零れる
輝く笑顔 忘れずに生て
そして僕の愛は 忘れて生てね…

黒い雨 降り終わる 空を見上げる
月影は 雲隠し 紺碧の夜空
穏やかな 君の瞳が 僕を捉える
想影は 朱染頬 愛し君が隣

日付が過ぎた頃 悲し別れの跡
面影沈むは あの日の君の笑顔

今独り想ふ 愛し君の声
月明照らされ 望み零れる
純な愛を 忘れずに生て
そして僕の愛を 削して生てね…

今独り想ふ 愛し君の音
月光輝いて 愛が崩れる
刹那の想い 忘れずに生て
そして僕の愛は 忘れて生てね
そして僕の愛を 削して生てね…



☆コメント☆
制作日2007年10月12日
制作時間約1時間
読み方をかなりひねった作品。
音数にも気を付けて作ってみた。
上から特別な読み方を表記。

鈍色=にびいろ
瞳=ひとみ
想影=おもかげ
朱染頬=しゅぞめほお
隣=と

日付=ひ
涙=しずく

瞳=め
月明=つきあかり
生て=いて(生きて)
僕の=この

瞳=め

笑顔=なみだ

純=むく
削して=けして

音=ね
月光=つきあかり
崩れる=こぼれる

…大体こんな所かな。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。