『PLANHTEΣ -プラネテス-』

遠くまで飛ばなくてもいい
速く速く飛べなくてもいい
君の元まで帰り着くため
僕は泳ぎ続けていく

境目なんて誰が決めた
壁を作って何が平和だろう
生きる価値なんて誰が決める
生命は等しく尊いはずだ

真っ暗な海の中へ放り出されて
初めて孤独を味わいながら
誰かに縋る事を思い出す

それが悪いなんて誰が決めた
それが生きるという事だろう

遠くまで飛ばなくてもいい
強く強く飛べなくてもいい
君の元まで帰り着くため
僕は泳ぎ続けていく

死んでいった沢山の命の上に
僕達の命は立ち上がっている
生きる事は難しいけど
苦しくて辛い事ばかりだけど
生きているって素晴らしい

果てまで飛ばなくてもいい
速く強く飛べなくてもいい
急がなくてもいずれ分かるから
今この時を飛び続けよう
ゆっくりゆっくり踏ん張りながら
そうさ僕らの宇宙は小さい

全ては繋がっているから
僕と君と君と僕とそして全てと
最後の言葉は「ん」がつく言葉
僕の勝ちで君の愛を手に入れた



☆コメント☆
制作日2008年4月9日
制作時間約10分
プラネテスを全話通して見終わってから
感想の代わり的な意味合いで書いた詞(詩)。
作品の中身、本筋と大分ずれてるかもしれない。
でも、俺が感じ取った「プラネテス」は、こうだった。
タイトルはすぐに思い付いた。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。