『KILLOVERS』

俺は闘う 愛する人と
それが宿命 殺す事こそ
己と対峙 葛藤を破り
俺は殺す 愛する人を

騎士なんて名前だけ
守るべきを守れない
俺の名前は騎士じゃない
俺の名前は悪魔だ

正義という名の下に立ち上がる仲間達
十字架を旗に描き掲げるは愛する人達
俺の正義はこれじゃない それじゃない
本当に守りたいものでも なぜ殺さなきゃならない

俺は闘う 自分自身と
それが運命 生きる事こそ
思いと対峙 葛藤を壊し
俺は殺す 愛する人を

騎士なんて嘘っぱち
守るべきを守れない
俺の名前は正義じゃない
俺の名前は邪悪だ

悼みを抱き進み続け殺しを止めない仲間達
祈りを叫び退がり殺され続ける愛する者達
俺の願いはこうじゃない そうじゃない
本当に愛しい人達だから 守り抜きたいのに

俺は立った 仲間を捨て
呼び戻される 悪魔の化身に
命と対峙 葛藤は消え
俺は守る 愛する人を

愛を背負って立ち向かい殺し合う邪悪の具現と
願いはきっと届くからと俺は先陣切って走り出す
俺の正義を見つけた これこそが!
本当に守りたいものを 守れるなら死んでったいい

彼は勝った 自分自身に
闇の運命に 生き残った
罪と対峙 罰を受ける
彼は死んだ 愛する人に



☆コメント☆
制作日2008年5月21日
制作時間約20分
ぬこからのお題、「好きな人を殺さなきゃいけない歌」。
プラス、バンプっぽく。

愛する人達を殺さなくてはいけない世界で
彼は騎士という職に就いていたが
愛する者こそ守るべきものという考えが
今の自分に疑問ばかりを生み続けた。
そして積み上げられる敵とされる愛する人達。
自分の本当に守りたい人(恋人)を守るため
彼は騎士の掟を全て捨て去り、彼女達を守るため戦った。
そして彼率いる者達は戦いに勝った。
しかし、その運命は残酷なものだった。
愛する人を守ったが故に、罰として自分が死ななければならない。
それは、愛する彼女の手によって。
彼は何も言わず、その罪と罰を受け止め、死んでいった。

そんな世界の端っこの物語。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。