『Relation』

ストレートに君に愛の告白出来ないままで
いつしか時間は流れていく
もう秋の入り口に差し掛かる頃に僕らは
イケナイ形で繋がった

気持ちは一つに重なり合い
心は大きく幸せ奏でる
祝福の鐘の鳴る前に

静寂の闇の中で佇んだまま向かい合う
二人と一人 本来の姿は影を失くして
Ah 止まらないこの空間を包む空気は
涼しげに僕らの頬をそっと撫でていった

抱き締めた君は思っていたより小さくて
壊れてしまいそうな硝子みたく
震えて涙を零す君に泣いても良いと呟いて
優しく頭を撫でてみた

想いが二つ重なり合って
愛が大きく何かを歌う
祝福の鐘はもうすぐ鳴るよ

静寂の闇の真ん中でただ抱き締め合って
指を絡ませ合い 僕らの影を作り出す
Ah 走り出すこの空間を包む想いは
僕らの夢を暖かく包んでいてくれた

あの日から 随分経って
君がいる この毎日に
慣れてしまう その前に
改めて 気付いていこう
君がいる事の素晴らしさ

もうすぐ夏の足音が聞こえてくるはずだから
二人で歩こう あの頃行った海岸線を
Ah 溢れ出しそう二人の愛を包む時間が
僕らの明日を優しげに見守っていた



☆コメント☆
制作日2008年6月9日
制作時間約20分
ぬこからのお題「私に贈る詩」。
まぁ、二人のこれまでの経緯をちょっとポルノ風に仕上げた感じ。
贈る詩って事で、“君”がいる事の素晴らしさを織り交ぜつつ
それに慣れ切らないで、改めて気付いていこう…というような感じ(まんまか)

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。