『貴女と共にあれ』

輝く満月 涙流し 零れ落ちる
其の落つ音は 静か溢る 夜を彩る
闇の帳 遥か越えて 我ら歌い紡ぐ

(歌う 歌う 貴女への歌)
(奏で 奏で 貴女へ届けよう)

(響け 響け 貴女への歌)
(山々 海河 全てを越えて)

輝く太陽 光満ちて
其の満つ音は 朝を彩る
我ら歌い 紡ぐ歌は 貴女へと捧ぐ
此の身賭して 紡ぐ歌は 貴女への讃歌

貧しさに泣く少年も 愛を知らない少女も
 (苦しみも 寂しさも)
我らは選ばない 全てが愛しい存在だから

悲しみに咽ぶ彼女も 喜びを忘れた彼も
 (憎しみも 切なさも)
我らは選ばない 全てが愛しい存在だから

根を張る息吹 逝き行く生命 瞳に宿せ 煌めく焔
我らは歌う 貴女への歌を 汝ら疾れ 彼女を目指し

輝く半月 光薄れ
其の失つ音は 時を象る
我ら奏で 繋ぐ歌は 彼女へと捧ぐ
此の身賭して 繋ぐ歌は 彼女への奉歌

(歌う 歌う 貴女への歌)
(奏で 奏で 貴女へ届けよう)

(響け 響け 貴女への歌)
(山々 海河 全てを越えて)

母なる貴女が与え賜た
生命溢るるこの大地 我らの軌跡を刻む時間
母なる貴女が許し賜た
生命愛するこの心 我らの奇跡を刻む夢

さぁ 歩み出せ 我らは貴女を目指せし 旅の歌人
さぁ 歩み出せ 我らは貴女を目指せし 神の歌人

輝く満月 涙流し 零れ落ちる
其の落つ音は 静か溢る 夜を彩る
闇の帳 遥か越えて 我ら歌い紡ぐ

輝く太陽 光満ちて
其の満つ音は 朝を彩る
我ら歌い 紡ぐ歌は 貴女へと捧ぐ
此の身賭して 紡ぐ歌は 貴女への讃歌

煌めく輪音 声音溢れ 実足され癒く
其の癒く音は 淡く響き 全てを包む
生命の帳 遥か越えて 我ら歌い紡ぐ



☆コメント☆
制作日2009年8月14日
制作時間約4時間
志方あきこさんの「謳う丘」をイメージしながら、まずは舞台・構想設定をして
そこへ肉付けをしながら書き進めた詞(詩)。
この詞(詩)は、舞台となる歌姫達の歌う神への讃歌の詞(詩)。
これを歌う事は出来ても、理解し意味を成す事が出来るのは歌姫や猫達だけ(イメージとして、アビスの大譜歌のような感じ)。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。