『廻り逢う夢』

今では遠くに行ってしまった貴女を、
過ぎていく日々の中で今も想う。

一緒に過ごしたあの頃の貴女は、
とても美しく輝いていました。

この心は今にも
凍り付きそうなのに、
微かに残る温もりで
僕を満たしていく。

季節は巡って雪がさらさら降り注ぐ。
貴女の居ない部屋は寒さに拍車を掛ける。
それでも僕は貴女をいつでも傍に感じて、
恋でも愛でもない想いを巡らせるのです。

今では遠くに行ってしまった貴女に、
過ぎていく日々を照らしていて欲しい。

一緒に過ごした最後の貴女は、
とても儚くきらきらしていました。

囁いた言葉は今でも耳元で、
響き続けているのです。
出来ないと知っていながら、
また聞かせて欲しいのです。

季節は巡って花がひらひら舞い落ちる。
貴女の居ない部屋は暖かくなり始めた。
だから僕は貴女をもっと傍に感じて、
恋でも愛でもない想いを馳せているのです。

貴女に出会ったこの季節の暖かさを、
貴女と過ごしたこの部屋の輝きを、
いつまでも僕は忘れたりはしないでしょう。
そしてまた貴女に廻り逢う夢を見るのです。


☆コメント☆
制作日:2009年11月8日
製作時間:約30分?

どうみても某カロイドの『千年の独奏歌』の影響です、本当にありg
特にじゃっくさんが歌う同曲をリピートしてたら、自分が歌うという観点で
詞(詩)や曲が書きたくなってしょうがなくなったので我慢しなかった、今では反省s

曲調:民族調
地声最低音:mid1A
地声最高音:mid2F#
裏声最高音:hiA

※妄想に過ぎないかもしれませんが(爆)

恋人を失くした彼の想いを綴った詞(詩)のつもりです。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。