『君と、貴女の手』

神様がくれた暖かい時間
私と君と貴女がいるこの瞬間

いつまでも続いて欲しい
二人は今、私にとっての全てだから

愛し合う私達の間に生まれてきてくれた貴女
まだ言葉を話すことは出来ないけど
泣いたり笑ったり全てが愛おしくてたまらない
貴女の目は君に似ているかもね

神様が与える平等な時間
私と貴女がいるこの瞬間

願いは届かなかったね
君は今、ここで冷たくなっていくから

大きくて、でも優しい君の手のように
貴女の、この小さな小さな手も
優しさに溢れるものになって欲しい

愛し合った私達の間に生まれてくれた貴女
いつか貴女が大人になった時には
泣いたり笑ったり全てを話していきたい
これからは君の分まで貴女に愛を注ぐから
いつか貴女が愛する人を見つけたら
私達を超えるような愛を育ててね


☆コメント☆
制作日:2009年11月10日
製作時間:約40分
お題:神様と時間とあなたの手@Orisさん

神様が与えてくれた時間は全ての人に平等ではない。
朝から夜まで、人が時間という概念を作ったが
それは神様が与えてくれたかのように全ての人に平等だ。

その限られた時間という概念の中で
人々は誰かと友情を育み、時には人を憎み、怨む。
それでも誰かと愛を見つけていく。

そして最後に残るのは、あなたの手(=赤ちゃん)。
あなただけが私達の全てになる。
あの日、私が取り残された日、あなたの手は冷たくなっていた。
泣いても泣いても涙は涸れなかった。
だから、あなただけが私達の全てになる。

―概要。
女性視点の詞(詩)。
恋人(結婚している)との間に出来た赤ちゃんを日々二人で
最高にして最大の愛を持って育てていた。
ところがある日、彼は不慮の事故でこの世を去ってしまう。
残された彼女が抱く想いと、二人の愛の結晶。
それを詞(詩)にしてみたかった感じの作品。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。