『ラブ・グラヴィティ』

絡み合う指先から伝わる互いの温もりを確かめて
見詰め合っては自然と愛の言葉を交わし続ける

暖かくて柔らかい唇から漏れる吐息に艶めきを感じて
また二人は獣のようにお互いを求め貪り合う

近づけば近づく程
愛が濃く重い色に変わっていく

鮮やかな花の色よりも可憐に
舌を唸らせる果実よりも華々しく
二人の愛の重みは増していく
このまま全てを飲み込む程の力で
二人の何もかもが消えてしまわないように

手編みのマフラーも手作りの料理も敵わない程の
声にしなくても伝わる互いの愛情という重力で

惹かれ合う心は誰にも止める事は出来ないから
気が付けばまた自然に唇を重ねていたんだね

留まる事を知らない
それを知ってる僕は強くなれる

どんなに美麗な世界よりも
どんなに儚い夢よりも
二人は輝きを増していくから
僕はそれをどこまでも見守っていく
そう決めたんだ

鮮やかな花の色よりも可憐に
舌を唸らせる果実よりも華々しく
二人の愛の重みは増していく
このまま全てを飲み込む程の力で
二人の何もかもが消えてしまわないように

LOVE GRAVITY 愛が惹き付ける
LOVE GRAVITY 愛が惹き付ける

このまま全てを飲み込む程の力で
二人の何もかもが消えてしまわないように


☆コメント☆
制作日:2009年12月31日
制作時間約:30分?

2009年最後の作品、遊びに行く途中で考えて
帰宅後体調が悪い中でとりあえず仕上げた作品。
…うーん。難しい。

愛は綺麗で明るく軽いものっていうイメージがありそうなので
それとは正反対なんだっていうのを書いてみたかった。
あとは言葉にしなくても伝わる愛情とか、そういうテーマを
書いてみたかった。

※上記コメントは、制作当時のものを原文のまま掲載しています。